秘書 響子(41-67)

2021年10月23日

秘書 響子(41)

 全裸よりも恥ずかしい露出に響子は耐える。これも家のローンの返済と一人息子の教育費のためだと自分に言い聞かせる。

「お尻も見せてほしいな」

 響子は小野田にお尻を見せるために身体を回していく。

 小野田の目から恥部が逃げて、代わりにお尻が震えながら視野の中に入ってくる。人妻のくせにマシュマロのようにプリンとした臀部。その肉の双丘がパンストから丸出しになっている。まさにスケベな社長のために秘書が穿くようなパンストだ。

「…もう、いいでしょ」
 ただ無言で見つめてくる小野田に響子は哀願する。

 小野田は返事をしないでソファーに座ったままズボンのベルトを弛めると、勃起した巨茎を響子へと向ける。
「そのまま、後へ下がって」

 勃起が向けられているのを知らない響子は小野田のいうとおりにお尻をだしたまま後へと下がっていく。

 一度は抱かれている身だった。それも恥ずかしいお潮まで噴かされて…。今は、恥かしさを忍んで実を取るのが賢明な身の振り方だと響子は思うようにする。

「さあ、脚をひろげて」
 傍に来た響子に小野田が命じてくる。

 響子は躊躇ってからハイヒールの間隔を少しずつ広げていく。給与が二号俸も上がればローンの返済や教育費の貯金も楽になる。そういう響子の事情をさも知っているように小野田の要求はさらに嫌らしくなる。

「こんどは、身体を前へ倒しながらお尻をこちらに突き出して」
 それがどのような光景を演出するのか響子にもわかる。

 響子が躊躇っていると催促するように、小野田の手がパンストから露出しているお尻を撫でてくる。

「ほんとうに来月の給与から二号俸あげてくれますね」
 響子はお尻を小野田の手に預けながら念を押す。

「約束する」

 響子は小野田の返事を頭の中に刻むと、腰から上を前へと倒していった。

 秘書になると決めた時、ここまで堕ちることを想定していただろうか。直属の上司には一度や二度、食事に誘われてお酒を飲まされ、成り行きしだいでは身体を許すことがあるかもしれない。が、まさか、このような淫らな行為まで承諾するとは…。

 巷に溢れるエロ動画やエロ小説の世界じゃあるまいし、と響子は思っていた。しかし実際には銀行に勤務していた女の行員でさえ、その環境に身を置けば半年も経たないうちに、このように堕ちていく。


nasu2021 at 17:13|PermalinkComments(0)

秘書 響子(42)

 小野田の目に響子の恥部が晒されている。
 これまでの下着を見せる行為で興奮しているのか小陰唇が肥大して大陰唇に寄り添うように七分咲きになっている。その半開きの恥肉は薄っすらと濡れている。

「綺麗なオマンコだ。もっと脚を開いて見せて欲しい」
 小野田がそう褒めると響子の腰がビクンと応える。

 女の悲劇は性的に興奮すると抑えることができなくなることだ。女体にいったんスイッチが入ると男が傍にいることをあたかも知っているかのように女肉の淫らを演出してくる。

「ぁ…」

 案の定、見せる興奮を抑えることができなくなった響子の口から小声が漏れると、溜っていた液汁が股間の真ん中から床に糸を引いて滴った。

 小野田は我慢できずにソファーから立ちあがった。響子を後から抱き寄せて勃起を押し付ける。

「…だめぇ」
 響子は女の部分に押し付けられた熱い肉棒を後ろ手で掴んできた。小野田はかまわずに押し付けていく…。

「…入れちゃだめぇ」
 小野田は勃起を掴んでいる響子の手をそのままにして、腰を押し付けていく。

「…だめぇ、だめぇ」
 響子が顔を振って切ない声で抗う。

 それなのに窄みの奥から潤滑液が溢れてきて、巨茎の先がずるりと入り込む。
「ああ…」

 響子は巨茎を掴んだ手をそのままにして、お尻をいっそう突き出してくる。

 小野田は巨茎を奥まで送り込むと、響子を背後から抱きあげて社長席へと運んでいく。そして社長机の上に響子を下ろして脚をM字に開く。刳り抜かれたパンストの恥部にぐさりと己の肉茎が打ち込まれている光景は例えようもなく淫らで興奮する。

「このパンストは最高だねぇ」
 小野田は巨茎をゆっくりと抜き挿しながら感想を述べる。響子もこのバンストの淫らを知っていて、

「倫子さんが買いたいというから…」
と、弁解する。

「そうか…。響子さんはただ付き合っただけか」
 小野田は巨茎をゆっくりと抜き挿しながら、響子を慰めてあげる。

「わたしはこんないやらしい…ぁぁ」
 小野田のゆっくりしたピストンに物足りなくなった響子が腰をしゃくってくる。

 本来ならば、この先を楽しみたい二人だが、事の成り行きで幸か不幸か昼休みの社長室になってしまった。それを自覚している二人に昼休み終了五分前のオルゴールが流れてきた。


nasu2021 at 17:17|PermalinkComments(0)