…淫らな言葉も交わせる歓び。
美紗子は脳裏で微笑む。
「ご飯の仕度ができないから。舐めさせない。オマンコだめぇ」
美紗子はあえて淫語を口にして、秘めた歓びに腰をピクンと跳ねさせた。
美紗子の腰が跳ねるのは女汁が流れだすときの生理現象で、陰唇に這わせている透の舌に膣汁が流れていく。
それでも美紗子はガスレンジに置いた蒸し器に焼売をひとつずつ入れて蓋をし、晩ご飯の仕度をしていく。
…一回りも年下の教え子の男子に性器を舐めさせながらご飯の仕度をする。こんな反社会的な恐ろしい歓びがこの世に存在している。
美紗子はそう思っただけで女体に震えるほどの快感が湧き上がり、
「あぁぁン…ぃゃぃゃ…ああぁぁン」
と、部屋に染み渡るような澄んだ音色で啜り泣く。
さらには、
「オマンコ舐めちゃだめぇぇぇ…オマンコ舐めちゃダメぇぇぇ」
と、美紗子はカズレンジに両手を付いて背筋を反らし、股の中心を透の舌に押し付けたり、くねらせたりしながら淫語を二度も口にして啜り泣く。
テレビ局のお偉方のふにゃちんを勃起させるための女の淫らな訓練がいつのまにか身についた美紗子の妖艶な身のこなしだった。
その美紗子の身のこなしが若い透には極めて刺激的でズボンの中の勃起を思いっきりぶち込みたいが、いまは女の肉マンよりも好物の焼売が先だった。
透は男の欲求を潰すと、美紗子のお尻から顔を放した。そしてテーブルの椅子に腰掛けて
「やはく焼売を食べたい。ビールも飲みたい」
と、美紗子を急かした。
一方、美紗子はキッチンに両手を付いて不満と口惜しさで震えていた。女の武器を見せつけて透を虐めるつもりでいたのに逃げられてしまった。それも濡らしておきながら手の平を返されたのだ。こちらから『舐めちゃだめぇ』と本音ではないにしても拒んでいたから非難もできない。
美紗子は濡らされて疼いている女体に耐えながら蒸した焼売をテーブルに置き、冷蔵庫から麦酒、サラダを出して並べていく。
その美紗子の胸やお尻に透が触れて弄んでくる。
…女の武器は効いていた。
美紗子は一安心する。でも、
「だめぇ、仕度ができないから」
と一応、非難はする。が、声音は微妙に媚びている。
美紗子にとって透は坊やみたいなもの。ただ、その坊やが巨大な勃起を備えているから、怒るときにも声や物腰がどうしても和らいでしまう。
だから、乳房をブラごと大きな手で握られても、その手を退けることができないで、むしろ乳房を捧げるように女体を凭れさせてしまう。
「…仕度ができないから」
美紗子は透の乳房を揉みしだく手首を掴んで非難してから、お得意の媚びた声で「ぃゃぃゃ」と嘆く。
透も美紗子の媚びた嘆きに煽られて、
「俺のオッパイだろうが、文句あんのか」
と、乱暴な言葉で凄む。
そして薄地なブラジャーを取り払ってリビングの隅に投げ捨て、美紗子を後ろ向きに大腿の上に抱きあげた。
透は太腿を美紗子の脚と脚の間に割り込ませて開き、乳房を揉みしだいていく。
Ｆカップまで発達した砲弾型の乳房は透を有頂天にするほど揉みがいがあり、乳肉が波を打って応えてくる。
「オッパイをそんなに揉んでぇ…あぁぁン…ぁぁン…あぁぁぁ…ぃゃぃゃぁぁぁぁ」
美紗子が顔を振りながら淫語を口にして啼きだした。
透は愛撫やセックスのたびに美紗子の啼く声が冴えていくのに嬉しい思いだった。それは自然発生的なものなのか意識して美しく啼こうとしているからなのかわからないが、女の切なく澄んだ啼き声は男を興奮させ勃起を硬くさせる。
透は乳房を持ち上げて重さを味わい、ふたたび落として砲弾型の震えと突き出しを楽しんでから円を描くように揉みしだく。
「美紗子先生、何をされている」
透は淫らな質問を美紗子に投げてやる。
「あぁぁン…ぃゃぃゃ」
美紗子は揉みしだきに啼きながら、ぃゃぃゃと小さく拒んでから、
「…オッパイを揉まれている」
と、嘆くように応える。
そのときの美紗子は腰の奥が小刻みに痙攣して、熱いものが流れていくのを覚えていた。透も美紗子の腰の震えに気づいて、乳房を愛撫している片方の手を下腹部まで下げてみた。
股割れのショーツを穿いている美紗子の下腹部は剥き出しになっていて、透の手は迎えられるように熱い粘液に塗れた。
それも粘膜の合わせ目に手を這わせていると膣口から滾々と溢れる膣汁が指先に感じられるほどだった。
透はたまらずにズボンのファスナーを下げて勃起を掴みだした。
つぎの更新は遅れます。すみません。10/28(金)の予定です。
