2024年04月11日

准教授 美紗子(138)


 透は不思議な思いだった。

 いずれ美紗子から暴力に対する償いが、このような形で提案されるのではないかと気がしていたからだ。だから透は驚くことなく、その行為に向けて身体を動かした。

 透は仲居の腕を掴んで引いた。そんなに強く引いたわけでもないのに仲居の体が浮いて、
「ぁぁ…」
と、声をあげて透の方へ身を投げてきた。

 身体が俯せに成りきらない未完成の体位で、精一杯の色気を出そうと脚を乱して、制服のスカートの奥を見せてくる。

 透は美紗子を抱いたまま仲居の腰に手を掛けると、仲居も女の声を漏らして自ら腰を捧げてくる。

 透はその仲居の腰を抱えるようにしてスカートの裾を大きく捲り上げた。

 仲居は田舎娘の典型的なタイプの小太りで、可愛い顔の印象がそのまま下半身にも現れている。

 肉付の良い立体的な腰に白いショーツを履いているが、デザインが思い切ってのハイレグカットで真っ白な尻肉が半分近く食み出している。

 透はその尻肉を鷲掴んで揉んでから仲居の全身を仰向けに転がした。美紗子を挿したままなので腕の力が半端でも透の意にそって身体を積極的に動かしてくれる。

 透は仲居の下半身を目で流してから女の盛り上がりを手で包んだ。

「ぁぁ」
 仲居が声を漏らして透の手に恥部を押し付けるように腰を浮かせた。

 美紗子は恥部を浮かせてピクンピクンさせるが、この仲居は浮かせた恥部を手に押し付けて悩ましくくねらす。
「ぁぅぁぅ…」と声を漏らして。


「撫でてほしいか」
 透はあえて訊いていじめる。

 美紗子なら答えてくるが、さすがに仲居にはきつ過ぎるのか薄く唇を開いたまま顔を小さく頷かせて、透の手が置かれた恥部を捩らせて応えてくる。

 透は仲居の開き気味の脚の隙間に手を差し入れて大きく開かせると、恥部の盛り上がりに手を押し付けて磨きあげるように撫でる。

 その愛撫がいかにもいやらしく仲居は下半身をくねらせて呻吟する。

 透は左腕で美紗子を抱いて腰を動かし、右腕を伸ばして仲居の身体を弄る。

 仲居が下半身の方から身体を投げだしていたら指マンから始めざるをえないが、幸いにも上半身が先になっているから乳房を味わってから移ることができる。

 透はそんなことを思い、右手を仲居の恥部からブラウスの胸に移った。
 ボタンを外して開く。
 ブラジャーのカップを首の方へ移すと緩やかな乳肉の丘に乳首がつんとしている。
いかにも男を知らない色の薄い乳首らしく頂が割れて赤身がほんのりとしている。
 透は蕾を指で抓んで転がした。

 仲居は腰を小さくピクンとさせてから下半身を捩らせて、
「ぁぁ…ぁぁ」
と声を漏らした。

 仲居の乳房は大きくはなく仰向けになると丘陵のようになってしまう。なので透は揉まないで肉の丘を撫でながら乳首の弄びで仲居を泣かせてから、腰に腕を回して抱えるようにして寄せた。

 性欲が盛りの仲居でもお客に身体を差し出すのは抵抗があるから、あくまでも透の手の意思に従うように身体を動かしてくる。

 そうして透は床の間の椅子の真下まで引き寄せた仲居のスカートをふたたび捲り上げた。制服のタイトスカートが捲れて仲居の白いショーツを穿いた女の形が丸見えになる。

 仲居は恥ずかしいのか脚を交叉させて女部分を隠すが透が手で払うと情けない声を漏らして女の部分を晒してくる。

  …マンを出さないと、気持ち良くしてあげないよ。

 透はよっぽど仲居に言ってあげようかと思ったが、さすがに旅行先の女には言葉を慎んだ。その代り、無言でパンストを掴んで剥くように恥部が丸出しになるまで引き下ろした。

「あぁぁ…!」
 仲居は小さな口から声を迸らせて透の手首を掴んでくる。が、ショーツはパンストごと膝近くまで脱がされて、乏しい陰毛の恥部が天井の照明を受けてもっこりとした肉丘を艶らせている。

 どちらかというと毛深い女が嫌いな透は仲居の産毛のような恥毛を見てラッキーと薄く笑った。

  次の更新は4/26(金)の予定です。